農 業
AGRICULTURE

ハウス栽培モデル ─ パプリカ・ハイテクファーム ─
パプリカは、近年国内の食材に多用されるようになりました。ひとの免疫力を高める三大要素のひとつビタミンをはじめ栄養価が豊富で、 欧州では“ビタミンの王様”と呼ばれています。しかしながら、国内消費量約3万トンのうち国産パプリカは僅か1割にすぎず、多くは輸入品に依存しています。パプリカの栽培は、同じ果菜類のトマトと比較して格段に難しいため、国産化が普及しないことが大きな要因です。
かかる状況で、意欲のある事業家と日陰にならない平坦な広い土地3ha以上があれば、最先端の栽培技術を導入した大型のパプリカ専用農場をつくり、消費者の国産パプリカへ高まるニーズに応えることができます。
当社は、日本、オランダ及びイスラエルのハイテク企業による国際的な協調体制をつくって、計画からハウス設計、建設、運営栽培、生産物販売まで一気通貫で支援します。
国産パプリカの意義
| 1.国産パプリカ |
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| 2.明日の日本農業 |
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| 3.地方創生 |
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パプリカ・ハイテクファームの利点
野菜、果物、花卉他農産物のハイテク温室栽培は、露地栽培や従来の温室栽培に比べて多くの利点があります。
主要な利点としては、
- 生産量のコントロールが可能
- 周年栽培が可能
- 大規模経営による経済性
高度な温室技術、複合環境制御技術と専門的栽培管理技術を組み合せることにより、ファームは、高品質かつ高収量のパプリカを産みます。最新の技術の恩恵を受けて、日本の他の農場より平均的生産量が大幅に拡大し、トップレベルの生産性を実現することを目指します。また、安心安全なパプリカ生産とするために、農薬使用の削減を図り、天敵利用による生物的害虫防除など総合的病害虫管理(IPM)を行います。
最先端施設の特徴
- 温室は、軒高が高く採光性に優れたフェンロータイプ(ガラス製)を採用
- 栽培システムは、最強の農業国オランダの最新の栽培システム(ハンギングガター)を導入
- 養液は、自動給肥装置で自動調整され、ドリップ灌水方式で植物生育に応じた適正施肥を行う
- 養液は、また、紫外線殺菌装置を備えた循環式で外部への排水を極力抑える
- 栽培用水は、貯水タンクを設けて雨水を利用する
- 栽培環境は、コントロールシステムによりコンピュータで環境制御を行う
- 暖房は、LPGを熱源として、温室内に張り巡らされた温湯配管により行うチューブレール・ヒーティング方式

ハウス栽培断面図
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ハウス外観
軒高は6m前後と高く大面積のワンルーム・フェンロータイプ。病害虫の侵入を防ぐためサイドは完全密閉する。
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畝間
冬季間室温が均等に保温できるように各畝に温湯管を敷設。湯温管はレールとして利用し、5m近くまで成長させた株の管理・収穫作業を昇降カートを使用して効率よく行う。
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ハウス内中央通路
効率的作業が行われるスペース。
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養液管理
雨水槽・養液タンク。養液管理・温室管理を24時間コンピュータ制御によりコントロールするシステム。